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心というインフラ

新政権による事業仕訳が世の中に好評だ。内容はともかくとして初めての試みは歓迎したいもの。私も当初は箱モノは要らない、それよりももっと雇用や医療や介護など人が生きるための事にもっと直接投資すべきだと思っていた。だからこそ時に文化人の反論が滑稽に見えた。彼らは日本の財務事情が分かっているのか、食べていくための収入がないのにどうして文化にお金が回るのかか、贅沢品から生活必需品にもっとお金を注ぐべきだと。しかし、ある時ふと思ったのである。食べる、着る、住む、衣食住だけで本当に人は生きているのだろうかと。過去を振り返ればつらかった時、楽しかった時が歌とともに蘇ったりする。歌という文化に勇気付けたりもした。『人は心で生きる、ならば文化という心のインフラに投資してもいいのではないかと』

保木本 正典

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