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運命と宿命

運命と宿命、どう違うのだろうか?以前から疑問に思っていた言葉である。辞書によると、「運命とは、超自然的な力に支配されて人の上に訪れる巡りあわせ」とあり、「宿命とは前世から定まっており、人間の力では避けることも変えることもできないもの」とある。であるならば、運命を多少なりとも避けることも変えることもできるものと解釈すれば両者に違いが生まれる。運によって訪れた巡り合わせは、結局はその人の考えや行いに起因するものではないだろうか?果たして常に後ろ向きな人に次から次へと幸運が巡ってくるだろうか?たとえあったとしてもうまく活かせないのではないか。人によってサイクルの違いはあるが、人生は幸運と不運の繰り返しである。よく運を呼び込むと言うが、チャンスを活かして幸運とし、逆境を不運と感じないで過ごすか。あるいは、せっかくのチャンスを逃がし、幸福感を感ずることなく、不運期へと突入し、不幸の連続で立ち直れない人生を過ごすのか。運命は、その人の心がけ、行動次第、少なくともそう思った方が人生はチャレンジングだ。

保木本 正典

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