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飴と鞭

厳しいだけではなく、教育には飴と鞭が必要である?

これは、甘やかす面と厳しくする面を併用するたとえであるが、果たして今の時代に鞭は併用するほど有効と言えるだろうか?大事に育てられた少子化世代は、たった一度の鞭でさえ受け止め難く、すぐに萎えてしまいがちだ。言うまでもないが、人を活かす前に人が集まり定着しなければ仕事や事業そのものが成り立たない。それであれば飴の量と質感、与え方でマネジメントしてはどうだろうか。当然ながら褒められ、ご褒美がある方がモチベーションが高くなり、組織も活性化するはずだ。もちろん、過度に甘やかされると言う意見も承知の上だが、気持ちよく仕事が出来れば、留意すべき点やこちら側の意図もきちんと理解してくれるもの。鞭を使っても表面的や一時的には従うが、厳しく注意された事だけが印象に残り、決して意図すべき本質は伝わらないのではないか。

保木本 正典

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