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企業の盛衰を決する事業承継

最近、事業承継に関するご相談が非常に多くなってきています。社長が65歳、後継者が40歳というのが平均的なところでしょうか。しかしながら最近は後継者が30歳代というケースも増えてきています。先手先行での事業承継の準備ということでしょう。大事なのは、事業承継とは単なる役職の変更手続きではない、また相続税対策だけはないということです。第2創業期に向けた新たな方向性、所謂、次代経営ビジョン・戦略を示し、それをどのような組織体制のもとで行っていくのか(中期経営計画)を示す必要があります。運用も含めて最低でも3年は必要でしょう。この3年間は、少なくとも社長・後継者(もしくは会長・新社長)の二人三脚体制でしっかりと運用を見極めていかねばなりません。このバトンタッチで走者が入れ替わる(成長・衰退)ということもよくある話です。

保木本 正典

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