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令和戦国時代の幕開けか

新型コロナウィルスにより世界の景況感は一変、この数か月で一気に冷え込んだ。大手航空会社や百貨店などの倒産が相次ぎ、加えて数多くの予備軍もいる。新興国の債務リスクも深刻である。直近3~5年の中期展望は、極めて暗いと言わざるを得ない。経営トップは今こそ、これから生き残るのは2~3割と敢えて悲観的にとらえ、危機感を最大限に高める一方で、全社員の気持ちを結集し、この危機を共に乗り越えていくムードづくりをしなければならない。このかつてない厳しい時代に、社員や株主、取引業者、顧客層に対してどのような夢や感動を与えることができるのか、大いに検討しなければならない。そして自社の商品や事業の顧客価値を見つめなおし、会社の将来像(ビジョン)、そこに向けた道筋であるロードマップを示す。企業再生の一歩はここから始まる。

保木本 正典

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