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理想と現実

何事も理想を抱き、そこに向かっていたいものだ。会社も個人もそのほうが、日々の仕事、生活に張りが生まれる。会社であればまず、理想となるビジョン、すなわち目指すべき将来像とそこに向き合う理念を明確にする。続いてそのための具体策を描き、プライオリティを考慮しながら手順化する。最後はこのプランの実行、そして進捗管理だ。人で言えばなりたい自分を描き、ライフプランを毎年、上方下方修正しながら追っかけていく。着実に目的目標に導かれていくことだろう。

一方で今の現実を理想として生きる、これも無くはない。高みを目指さず、今を受け入れる。現実=理想であればそこに課題は生まれない。前者がチャレンジであれば、後者は維持。理想を現実にするか、現実を理想にするか。生き方の違いと言える。でも私は前者を選びたい。後悔しない生き方がしたいから。

保木本 正典

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