まずは課題という言葉の定義だが、「これは問題だ、なんとかしなければ」と意識が解決に向かった時、それは問題から課題に変わる。そう定義したい。課題解決はビジネスに欠かせない要素の一つ。しかしながらなかなか掘り下げができていないのも事実である。課題解決のステップは3つ。まずは、(1)問題の現象をおさえること。3現主義(現品・現場・現実)に基づいて5W2Hで事象を的確にとらえることが大事だ。次は、(2)原因の追求。なぜなぜなぜを繰り返し、原因の本質をとらえることだ。ここを見誤ると次の対策が表面的になってしまう。最後の(3)対策は、具体的に行動レベルで立てるということが大事。そして最後にその対策が課題解決に十分効力を発揮するものかどうか検証してみることだ。