誠実、最近、よく考えさせられる言葉である。誠実とは、偽りがなく真面目ということ。これは人だけでなく企業にも不可欠な要素。ネット時代とは言え、人と人の関わりなくしてビジネスは成立しない。その関わりにおいて最も重要視すべき要件がその人の誠実さである。これは国を問わない。また企業においてもそうである。よくホームページで経営理念や社長挨拶の言葉などが掲げられているが、実践している企業がどのくらいあるだろうか?実際にその会社や店舗・事業所に足を踏み入れてみるとよくわかる。言ってることとやっていることが違うということが。コマーシャルは単なる幻想的なイメージづくりかと疑いたくなることがある。そういう企業に限ってコンプライアンス順守などを仰々しく掲げている。今一度、確認をしておきたい。人も企業も誠実が一番である。それがあらゆることに最優先する前提条件である。最後に政治家も衆議院選挙を前にパフォーマンスでなく、個々人のマニフェストというか、言ったことは任期中、何としてでもやり通すだけの誠実さが欲しいものだ。