リバースな発想は時にブレイクスルーをもたらせてくれる。人はあることを願うばかりに気持ちが空回りし、うまくいかないことがよくあるものだ。そのような時は、願っていることと反対のことを思ってみることで意外と悩みや迷いから脱却するきっかけがつかめる。例えば、生きたいと思うなら一度、死を覚悟してみてはどうか。死を覚悟し、自分なき死後の世界を思い描き続けることで、以前にも増して今を生きるということに積極的になれることだろう。また、人は生ある時には他人から認められたいと思う。思えば思うほど人は振り向いてくれない。そのような時は、表面ばかりみて簡単に認めてなんか欲しくない、認められるために行動しているわけではないと信じ、自分の正しいと思った行動を取り続けることだ。ある時必ずや多くの人に認められ、評価される時が来るだろう。