一般的に、スポーツなど競技者間の実力差が大きい場合に、その差を調整する手段の一つである。ところがある時、身体的にハンディを持つ者から、自分たちのハンディは、個性なんだということを聞いた。衝撃的だった。お互いにフランクかつポジティブな関係になれる実に素敵な言葉だった。さらにある時、娘が車椅子を乗せた友達を連れてきたが、娘が言った「〇〇君は足が悪いだけ、それだけで他は皆と変わらないよ」と。いつのまにか壁をつくっていた、知らず知らずの内に余計な同情を抱いていた大人である自分が恥ずかしくなった。皆、同じ目線で話す、違いを創らない関係が大事だと気付かされた1日だった。
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