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ポストコロナを見据えて

新型コロナウィルスが蔓延し、グローバル経済が麻痺。数多くの企業が倒産し、数多くの人が失業。世界は今や、かつてない厳しい状況下にある。どのような試練にも必ずや終わりが来るとも言うが、その終わりこそが新たな戦いの始まりである。ポストコロナを見据え、各企業は何をすべきか。

(1)(誠実であろう)形だけ、表面だけ、嘘、偽り。これらは意外に多くの企業で見受けられる。ホームページで掲げている経営理念や行動指針と実際にその会社の社員がやっていることが違うなど。まずは、やれないことをやると言ってはいけない。言行一致、やると言ったからには必ずやり通すことだ。

(2)(基準を合わせよう)社長と幹部の考え、判断基準は統一されているだろうか?判断基準とは、何が正しくて何が誤りか、どこまでやるか、などといった仕事に関する判断や品質の基準である。ここがブレると全てがブレる。

(3)(感動を与えよう)判断基準は年々、高まっているだろうか。この程度でいいだろうでは駄目だ。期待を超えてこそ感動がある。感動を与えるからこそ生き残ることができる。無くなっても誰も困らない商品や事業、それなりの会社はポストコロナですべて淘汰されよう。

保木本 正典

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