5Sは基本であり、姿勢である
以前、「混迷の時代を生き抜くビジネスリーダーの特性とは」でも述べたが、時代が変わっても仕事の基本の大切さは変わらない。
追求すべきは、正確(高品質)で迅速(高い生産性)な仕事。そのベースは5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)にあるといっても過言ではない。会社、自宅に限らず、机や部屋の中が汚い人でミスなく効率的に仕事をこなす、そのような方を私は今まで見たことがない。確かに性格は人それぞれで几帳面の人もいれば、そうでない人もいます。しかし、問題は性格ではなく仕事を行うにあたっての基本であり、取り組み姿勢、そしてあるべき環境です。それが5Sだと思います。
ある会社では退社時には机の上には何も置かないことを徹底した。机上に何もないことが通常、だからこそ何かあれば異常。定時後に置かれた資料、送られてきた注文のファクス等々。貴方の机の上は、何か置かれていてもすぐに気付けるほどに片付けられているだろうか?今一度、5Sという、ごく当たり前のことが当たり前のように果たして出来ているか、自身の5Sを振り返ってみてはどうだろうか?