Categories: BLOG

事実と論理

多くの場で交わされる議論。最初は、幅広い意見による拡散もよいが、やがては収束、つまりまとめていかなければならない。誰の意見にまとまるか、その判断基準は、その人の意見がどれだけ事実に基づいているか、もしくは論理的であるどうかである。

ちなみに事実はひとつしかない。一方、こう思うという意見は人の数だけある。昨日の為替は、ニューヨーク外国為替市場にて1ドル=106.12円で終えた。これは事実であり、この水準を円高と思うか、円安と思うかは意見である。

まずは事実を握る、証拠をおさえるのである。5W2Hで誰もが明解に理解できるようにしよう。そして論理を創る、根拠をおさえる。貴方の意見を正当化するための根拠を用意するのである。私はこう思う、それは〇〇だからというエビデンスである。これらを意識するだけで貴方の意見は一目置かれることでしょう。

保木本 正典

Recent Posts

パーパスディスカッション

パーパスとは、社会とのつながり…

3週間 ago

企業の存在意義、パーパスについてディスカッションしよう

パーパスとは、社会とのつながり…

3週間 ago

新たな時代に向けた営業体制の刷新

昨今のAI(Artifical…

2か月 ago

トップリーダーに求められる能力

経営者や後継者、経営幹部に求め…

2か月 ago

自分を創って頂いた恩師の方々へ(その1)

メーカーを退職し、コンサルの世…

3か月 ago

見るべき視点を創り、見える化し、皆で活用

メーカー時代、原価管理を担当し…

3か月 ago