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常に忙しく

自身を忙しい状態にしておくと仕事の生産性が高まると同時に高い品質も維持できる。忙しいということは、こなした仕事量(成果)が増え、人手(投入)は変わらないから生産性(=成果÷投入)が上がる。これは容易に理解できる。しかし忙しさは、品質にも影響を与える。例えば、最近はコロナ禍で外食などで暇な店舗が多くなった。そうすると出てくるのがお喋り、私語である。従業員10人に対して顧客がわずか数人。暇でしょうがない。やることがない。だから私語が増える。忙しい時のほうが目配りも効いていた。今は緊張感がない。やはり仕事は常に忙しくありたい、緊張感もって仕事をしたいものだ。そのためには、以下の2点から始めてみよう。

(1)(現場を仕事量に応じた体制にする)仕事が少ないのであればそれに合わせた人数でやる。間引く、つまり人を減らす。それで人が余るのであれば他の役割を与える。常に仕事量と稼働数をにらんでおかねば収益性は保てない。

(2)(事務スタッフはタイムマネジメントを行う)事前にスケジュールを立てることはもちろん、すべてのタスクを何時から何時まで行うかを決める。そうするとその時間が目標になる。人は目標を立てるとそこに向かう習性がある。何時までに終わらせないと等、自然と集中力が出て生産性も上がる。コロナ禍はまだまだ続く、私たちは常に忙しくを心がてこの危機を乗り越えよう。

保木本 正典

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