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パーソナリティリバース、逆に生きてみようか

人の性格を推し量る、それは一般的に適性検査と言われるものであり、各社によって様々だが、①評価は本人による自己評価であり、②内容もイエスかノーの二択のものが多い。これでパートナリティが判定されるのであるが、重要なのはそれが採用や昇進などその人の人生に大きな影響を与えるということだ。本人の熱意や能力ではなくパーソナリティで決まってしまう、ということもよくある。これは極めて重要なテーマではないだろうか。

そこで考えたいのは、「どのような自分自身を創るのか」である。自身の性格が主催側の目的にかなっていないのであれば、それにかなうように答える自分になればいいということだ。

誤解してほしくないのは、偽って答えて一時的に採用や昇進をゲットすることではない。それはむしろ長い目で見れば企業側はもちろん本人にとっても好ましいことではなく、貴重な人生の時間ロスでしかありえない。

大事なのは、「なりたい自分になる、なりたいパーソナリティをゲットする」ということだ。それが質問の結果で得られるのであれば、そのような質問にこれまでの自分とは反対の答えを選択すればいい、つまり自分自身の考えを反転させ、なりたい自分になるということである。

「決めたことは必ずやりきる」、「計画を立てて着実に実行する」、「小さなことにくよくよしない」これまで答えてきた別の答えを選択すればよい。 パーソナリティリバース 真逆の自分を創るのである。

ところで私は性格というものは個性であり、何も悲観する必要はないと思っている。他人に迷惑をかけるのであれば心がけて直していくべきだが、致命傷でなければいい。大事なのはもっと強みに目を向けるべきことだ。それに人の性格の本質は12歳までの家庭環境などでほぼ出来上がってきており、それを根本的に変えるのは難しいし、そこにエネルギーを費やしすぎたり、悲観的になるのは望ましくないと思う。

世の中は、様々な個性の人たちがお互いに強みを発揮しながら、一方で弱みを補足し合いながら生きている。安心していい。

最後に今回、お伝えしたかったことは以下の2点でした。

(1)(性格は個性だ、強みを活かそう)弱みにばかり目を奪われてはいけない、悲観的な人生になってしまう。弱みがアキレス腱レベルでない限り、心がけていくくらいが丁度いい。迷惑をかけたらごめんねでいいではないか。いまのままでいこう。きっと良き友人がカバーしてくれる。その代わり、貴方もその強みで友達の弱みをカバーしてあげて欲しい。

(2)(今の自分が嫌いな貴方。パーソナリティリバース、真逆に生きてみませんか)簡単なこと。適性検査の質問にこれまでと逆に答えればいい、それだけだ。もちろん、違った答えを出すからにはそのような言動や行動に移行していかなければいけない。そこは少し努力が必要になる。意識改革というと重すぎるが、違う答えを出す、違う考え方や行動をする。結果として違う自分を創る、違った人生を生きるということだ。

保木本 正典

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