-
コストの動きから目を離すな
ポスト2020、大変厳しい時代になってきた。このような時は、売上拡大も大切であるが、日々、変化する足元のコストの実態把握が何より欠かせない。例えば、材料費。直近の原材料や部品・副資材等の価格をもう一度おさえ直してみよう。…
-
何気ない行動がその人の人生を決める
何気ない一つ一つの行動がその人の人生を決める。よく成功者が取り上げられる時、その人にとって成功とは一瞬の出来事のように感じられるが、実際のところ、成功は不連続な成果の集まりであり、それらの成果は一つ一つの行動の積み重ねに…
-
勝ち残り企業は打つ手が早い
ポスト2020、多くの企業が先が見えないでいる。このような時代においては、手を打つことなく景気回復を祈る「閉じこもり企業」と先行きを早々と判断して手を打つ「先手先行企業」との違いがあからさまに出る。あるメーカーは、毎年安…
-
真なるリーダーに求められる論理性と表現力
論理性とは、“自分はこう思う”という判断に対し、“なぜならば”という論拠が明快であり、そのような話には説得力がある。また、この論理性を磨くにあたっては、これら論拠の他、「いかなる意図かという目的意識、なぜそうなっているの…
-
やはり、企業は人なり
今更ながらこの言葉の重みを感じる。企業の三要素は、ヒト・モノ・カネ。確かに資金(カネ)も商品・事業(モノ)も必要だが、それらを創っていく人がいなければ何にもならない。売上高30億までは、社長1人の力で何とかできる。しか…
-
属人経営から組織経営へ転換
先代社長からバトンタッチを受けた若手後継者。思ったように人心掌握が行かず、業績や風土、共に今ひとつ。T社もその中の1社。そもそも創業者やカリスマ性のある社長は、会社の全てを掌握しているものであり、後継者にそれを求めても無…
-
軸のぶれない経営
会社を経営していく上で最も大事なことは何ですか?という質問に対して私は以下の骨格が大事だと答えています。経営の根幹をなすものは、一貫した経営ビジョン・戦略・管理の体系にあります。ビジョンとは、どんな会社になりたいかであり…
-
企業の盛衰を決する事業承継
最近、事業承継に関するご相談が非常に多くなってきています。社長が65歳、後継者が40歳というのが平均的なところでしょうか。しかしながら最近は後継者が30歳代というケースも増えてきています。先手先行での事業承継の準備という…
-
方針がスローガン倒れ
ある若手経営者からのご相談。『経営方針がスローガン倒れ、組織にケジメがない』という。この会社、決めたことを着実に実践し、成果に結びつけていこうという実行力、執念が不足。そこでまずは身近なところ、今回は方針を推進していく会…
-
事実
現代は、新聞、雑誌、テレビ、インターネット、SNSなどと情報過多の時代と言える。それだけに大事なのは何が真実で何が虚偽かということ。たとえ事実でなくても話題に飛びつき、時に虚偽と分かっていても話題を作ろうとするのがマスコ…
-
性格
会社は、とかく理想的な性格特性を示し、それを基準に人を判断しよう、また人を理想に近づけようとしがちだ。ところで理想的な人材とは何?思考力があり、常に前向きで仕事が早く正確でリーダーシップもある。なるほど、しかしながらその…
-
公器
会社は公器。ただ儲かればいいというのではそこに社会性はなく、社会性無くしては長期的存続は望めない。企業は世の中からヒト・モノ・カネを預かり、それを有益なものにしてお返しする存在である。よく会社は誰のものか、株主か、社員か…