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問題
問題とは、あるべき姿である理想や基準と現状とのギャップである。したがって理想や基準を持たない人に明確な問題意識はない。逆に意識の高い人は、さらに高い理想や基準を掲げ、常にギャップ(課題)を創りながら問題解決に取り組んでい…
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目的と手段
よく目的を考えて行動せよと言う。つまり目的を理解せずに仕事をしていることが意外と多い。また、仕事は体系的にとらえる必要がある。今、自分がやっている仕事の位置づけである。前後の工程、選択肢としての横の広がり。さらに手段の目…
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具現
具現とは、「実際の形やものとして現す、具体的に現すこと」である。企業に経営理念や行動規範、方針などがあるが、多くがスローガン倒れになっている。たとえ倒れてなくてもスローガンというのは、あくまで主張や目標を印象付けるための…
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感動
景気が回復しても価値の無い企業や商品は淘汰される。ところで世の中に「大差ない商品」を取り扱っているところは多いもの。例えばガソリンやタクシー、ファーストフードなどである。ならば+αのサービスでと言いたいところだが、残念な…
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価値観
価値観とは、何が大事で何が大事でないかという判断、ものごとの優先順位づけ、ものごとの重み付けの体系である。最近、この食い違いが企業におけるコミュニケーションギャップの元凶になっている。ある事象に対してAさんは○○と判断し…
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断言
断言とは、はっきりと言い切ること。明言すること。これは話す人の説得力に大きく関り、聴く相手の納得度、安心感につながるものである。先日、認知症の母が足を悪くして入院した。その際、担当の看護士が言うには、完全看護ではあるが、…
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踊り場
踊り場とは辞書によると、階段の途中に方向転換、休息のために設けた広く平らな場所のこと。企業の成長段階もこれと同様のことが言える。売上が勢いよく伸びている様は2通り考えられる。一つは膨張、ただ体(売上規模)が大きくなってい…
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重箱の隅
重箱の隅をほじくるという言葉がある。細かいことまで取り上げてうるさく言うことのたとえである。しかしながら、会社実務に限ってい言えば、これはきめ細かいことを言われる側に問題があることが多い。つまり細かく言われるのはそれだけ…
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具体化
辞書には「具体化とは、はっきりとした形や内容を備えてくること。実体を備えてくること」とある。世の中には実に曖昧なことが多い。国民性や人の性格によってもそれは異なる。特に日本人は曖昧さを美徳としている点がある。今回の失敗は…
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必然と偶然
必然は、原因と結果の因果関係が明白なことであり、一方、偶然は、何の因果関係もなく、予期しない出来事が起きることを言う。私たちの生活の様を見ていると、これはたまたまとか運が悪かった等、偶然として頭の中で処理してしまうことが…
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運命と宿命
運命と宿命、どう違うのだろうか?以前から疑問に思っていた言葉である。辞書によると、「運命とは、超自然的な力に支配されて人の上に訪れる巡りあわせ」とあり、「宿命とは前世から定まっており、人間の力では避けることも変えることも…
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心というインフラ
新政権による事業仕訳が世の中に好評だ。内容はともかくとして初めての試みは歓迎したいもの。私も当初は箱モノは要らない、それよりももっと雇用や医療や介護など人が生きるための事にもっと直接投資すべきだと思っていた。だからこそ時…


































