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令和

令和、新しい時代の幕開けである。
これまでは私自身、一層の事、西暦に統一した方が良いのではと思っていたものの、あるテレビ番組でタモリさんが言っていた「西暦というものがずっと続く本のページ数だとすれば元号というのは日本だけが持っている章。章があるから時代の切り替えができる」という言葉を聞き、考えを改めさせられた。
「なるほど、合理性で全てを語るならばそこに文化は育たない。文化なき、ただ生きているだけの人生はあまりに虚しくないか」と。
さて、令和の時代、これまで以上に世の中は大きな変貌を遂げるだろう。
英知を結集した様々な技術やノウハウのエネルギーが一気に噴き出し、政治や経済、金融の世界に新風をもたらす。ある者はそれをビジネスチャンスとして活かし、結果成功する。
しかしある者は、脅威として避け、手をこまねきながら、やがては淘汰された生活を送る。
両者のどこが違うのだろうか。
私は、先見力と行動力にあり、その源は日々の考える習慣にあると思う。

保木本 正典

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