ふとした一瞬の出来事であった。駅のホームで並んでいると友達同士だろうか、後から来た友達の一人が前の方で並んでいた友達の後ろに割り込んで並んだ。後列には沢山の人々が並んでいる。割り込んだ友達は「ここに入っていいよね」、しかし並んでいた友達は、「だめだよ、みんな並んでいるんだから」。その友達は後列に並び直した。思わず二人に感心した。皆がこの青年のように正しい価値観にしたがって信念や勇気をもって言えたら社内は、世の中はもっと違ったものになっていたのではないだろうか。些細な出来事からではあるが、私もこれからは言うべきときに言うべき事を言おう、そう心に決めた。
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