-
事業承継
最近、若い世代の社長、並びに後継者の台頭が目立つ。そこで気づかされることは、優良企業ほど事業承継の時期が比較的に早く、用意も周到であるということだ。まさに事業承継に関しても先手先行経営が重要であることを実感させられる。 …
-
慣れ
慣れると舐めるは違う。慣れるとは、経験した結果、ある事象を当たり前のこととして受け止めるようになること。一方、舐めるとは、あなどる、軽んずることである。人は物事に慣れない内は、(要領は悪いが)緊張感をもって臨む。しかしな…
-
戦略発想
戦略発想とは、変わりゆく環境変化を予測し、自社の強みや弱みを認識した上で打つべき手を考えることである。その考え方のベースには、環境適応・環境創造がある。将来における会社や商品、人などに関して常にあるべき姿を明確に描き、現…
-
付加価値
(1)付加価値とは、物事を生み出す過程において新たに付け加えられる価値である。売上から、メーカーであれば材料費や外注費を、小売業であれば仕入を差し引いたものである。価値がなければ物は売れず、それを作っている会社の存在価値…
-
性悪説
厳しい時代の幕開けである。厳しい時代だからこそ企業においては部下に、家庭においては子供に対して自然に厳しくなるというもの。ところでそもそも私は「人間と言うものは何もなければ怠けようとする動物である」という考えをもっている…
-
先手
先手とは、碁や将棋などで,先に着手する人。一般には先手を取る、先手を打つなどと、競合しうる相手より物事を先に行うとか、予想される事態に対策を講じておくことを指す。世の中に戦略の優位や人の能力にさほど差はないものだ。やるこ…
-
要領
一般的に要領がいい人というと、「手を抜いたり、人に取り入ったりするのがうまい人」などとどちらかと言えば、悪いイメージが先行する。しかしながら要領とは、物事をうまく処理する方法、手段であり、要領がいいとは、その方法を心得て…
-
結果とプロセス
プロセスとは、物事が進行していく一連の道筋であり、それらを通して結果が生み出される。例えば、業績そのものは結果であり、そのための一連の取り組みがプロセスである。業績が良い悪いだけで評価するのではなく、良い結果を生み出すプ…
-
身の程
身の程とは、自分の能力・地位などの程度であり、身の程知らずとはそれらをわきまえずに行動すること。実社会において地位に相応しい能力を持ち合わせていないのにも関わらず、役職などの地位や権限を振りかざして物事を強引に進める光景…
-
意思疎通
意思疎通とは、英語で言えばコミュニケーション。つまり言葉、あるいは非言語を通じた受発信行為である。言語とは、話し言葉や文字、非言語とは、身体言語であり、身振り手振りなどである。コミュニケーション能力とは、相手が理解できる…
-
時間
人が生活していく上で共通の制約条件が時間であり、またそれは、「1日24時間、万民平等」という要素をも含んでいる。ところで私は、仕事の管理というのは、今、何をしなければいけないかを記録し、消し込むことだけで終わってはならな…
-
管理
世の中の企業は、意外と基本的なことが出来ていないものである。たとえば管理。管理とは、PDCA、計画・実施・チェック・見直しだが、管理の弱い企業は、まずこのCのチェックが出来ていない。やりっ放し、やらせっ放しである。出来た…