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成長過程
竹と同様にに企業の成長過程にも節(目)がある。企業はある成長過程においてそれぞれの課題をもち、それを解決して次の成長へ挑んで行く。竹に節がなければすぐに折れてしまうように企業においても成長過程でやるべきことを行わなければ…
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性悪説
厳しい時代の幕開けである。厳しい時代だからこそ企業においては部下に、家庭においては子供に対して自然に厳しくなるというもの。ところでそもそも私は「人間と言うものは何もなければ怠けようとする動物である」という考えをもっている…
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先手
先手とは、碁や将棋などで,先に着手する人。一般には先手を取る、先手を打つなどと、競合しうる相手より物事を先に行うとか、予想される事態に対策を講じておくことを指す。世の中に戦略の優位や人の能力にさほど差はないものだ。やるこ…
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要領
一般的に要領がいい人というと、「手を抜いたり、人に取り入ったりするのがうまい人」などとどちらかと言えば、悪いイメージが先行する。しかしながら要領とは、物事をうまく処理する方法、手段であり、要領がいいとは、その方法を心得て…
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身の程
身の程とは、自分の能力・地位などの程度であり、身の程知らずとはそれらをわきまえずに行動すること。実社会において地位に相応しい能力を持ち合わせていないのにも関わらず、役職などの地位や権限を振りかざして物事を強引に進める光景…
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自立と自律
混沌とする経営環境が続く中、省エネ等の環境関連、高齢者や農業関連事業等々、補助金などで根幹となる経営方針が揺らいでいる企業が目に付く。そこで今回は、自立と自律という言葉になぞらえて考えてみたい。まず、自立とは、他の助けを…
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性格
人の性格には二つの意味がある。ひとつは、その人が生まれつきもっている感情や意志などの傾向。もうひとつはキャラクターとよばれるその人特有の行動の仕方や心理的な特性。似たように感じるが、言葉の通り、前者は生まれつきである。こ…
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やるという意志
若者からよく”やりたい”という話を聞くが、”やる、やってみせる”という話はあまり聞かない。やりたいという希望だけでは進まない、やるという意志をもったとき、はじめてゆっくりに…
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無理
無理とは、行うのがむずかしいこと、困難を承知で強引に行うこと。ある時期、人は無理をしなければならない時がある。しかし、その無理をした分だけ人は成長する。この程度でいいだろう、といつも早めに見切りをつけていてはできることし…
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権力と権威
権力とは、他人を支配し、強制的に従わせる力。権威とは、あることで抜きん出ており、結果として他人から認められている、尊敬されていること。今、多くの企業で部下指導力のない幹部に限って役職を振りかざして命令を下す。一方、権威の…
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運命と宿命
運命と宿命、どう違うのだろうか?以前から疑問に思っていた言葉である。辞書によると、「運命とは、超自然的な力に支配されて人の上に訪れる巡りあわせ」とあり、「宿命とは前世から定まっており、人間の力では避けることも変えることも…
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意識改革
世の中で一番、難しいテーマは意識改革であろう。事業戦略、商品開発、システム構築などこの世に難しいテーマは様々あるが、最も難しいのはそれらをやり遂げる”人の意識改革”である。少しも報告をしてこない、…