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先手
先手とは、碁や将棋などで,先に着手する人。一般には先手を取る、先手を打つなどと、競合しうる相手より物事を先に行うとか、予想される事態に対策を講じておくことを指す。世の中に戦略の優位や人の能力にさほど差はないものだ。やるこ…
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要領
一般的に要領がいい人というと、「手を抜いたり、人に取り入ったりするのがうまい人」などとどちらかと言えば、悪いイメージが先行する。しかしながら要領とは、物事をうまく処理する方法、手段であり、要領がいいとは、その方法を心得て…
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結果とプロセス
プロセスとは、物事が進行していく一連の道筋であり、それらを通して結果が生み出される。例えば、業績そのものは結果であり、そのための一連の取り組みがプロセスである。業績が良い悪いだけで評価するのではなく、良い結果を生み出すプ…
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身の程
身の程とは、自分の能力・地位などの程度であり、身の程知らずとはそれらをわきまえずに行動すること。実社会において地位に相応しい能力を持ち合わせていないのにも関わらず、役職などの地位や権限を振りかざして物事を強引に進める光景…
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意思疎通
意思疎通とは、英語で言えばコミュニケーション。つまり言葉、あるいは非言語を通じた受発信行為である。言語とは、話し言葉や文字、非言語とは、身体言語であり、身振り手振りなどである。コミュニケーション能力とは、相手が理解できる…
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時間
人が生活していく上で共通の制約条件が時間であり、またそれは、「1日24時間、万民平等」という要素をも含んでいる。ところで私は、仕事の管理というのは、今、何をしなければいけないかを記録し、消し込むことだけで終わってはならな…
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管理
世の中の企業は、意外と基本的なことが出来ていないものである。たとえば管理。管理とは、PDCA、計画・実施・チェック・見直しだが、管理の弱い企業は、まずこのCのチェックが出来ていない。やりっ放し、やらせっ放しである。出来た…
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自立と自律
混沌とする経営環境が続く中、省エネ等の環境関連、高齢者や農業関連事業等々、補助金などで根幹となる経営方針が揺らいでいる企業が目に付く。そこで今回は、自立と自律という言葉になぞらえて考えてみたい。まず、自立とは、他の助けを…
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数値感覚
物事を表現するのには、定性と定量がある。「徹底的にコストダウンを推進する」は定性的表現であり、「30%のコストダウンを推進する」は定量的表現である。より客観的に物事を捉えるためには、後者のごとく数値でおさえることが不可欠…
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論理的思考
論理的思考とは、”自分はこう思う”という判断に対し、”なぜならば”という論拠であり、それらが整然と関連づけられることでストーリー性が生まれる。私自身、常々実践していることが…
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先行
先手とは、相手の機先を制して物事を先に行うこと。わが社には何ら強みがないという中小企業経営者がいたが、小回りが利く、意思決定が早いという体勢はくらいは整えられるはず。それらが圧倒的であれば十分に差別化要因となる。企画が早…
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性格
人の性格には二つの意味がある。ひとつは、その人が生まれつきもっている感情や意志などの傾向。もうひとつはキャラクターとよばれるその人特有の行動の仕方や心理的な特性。似たように感じるが、言葉の通り、前者は生まれつきである。こ…